テロワール活動の原点となった
フランスの地方自然公園制度
●フランスカントリーツアー(09・6・21〜6・29/はまなす財団主催)で地方部の地域活性化を促進する「地方自然公園制度」に触れる

同ツアーで、フランスの片田舎ボッフォール村を訊ねた。高地酪農による高付加価値酪畜産品の生産、地域景観や地域ブランドの確立、都市との良好な交流など日本では限界集落と位置付けられるであろう地域がいきいきとしていたことを目の当たりにする。かって疲弊していた農山漁村が比較的短期間によみがえり、現在に至った大きな役割をになったのが「地方自然公園制度」にあることを学んだ。

2009年11月、オホーツク各地で農漁業、商工業を等を営むツアーメンバーを中心に、この地方自然公園制度を参考に、オホーツクの風土性を活かした新たな地域振興の方向性を探るため、オホーツク地方自然公園構想検討会を立ち上げる。

[資料ダウンロード]フランスツアーと地方自然公園.pdf
 
仏・高地酪農での高付加価値加工品の現場を視察


仏・地方自然公園事務所でレクチャーを受ける
オホーツク・テロワールへの
あゆみ
2010年2月、前パリ・ソルボンヌ大学総長のジャン・ロベール・ピット氏を招き、「オホーツク地方自然公園構想国際シンポジウム」を紋別市と札幌・北海道大学で開催。地域の農林漁業・商工業者、大学・研究者、行政関係者が円卓を囲み、地元市民がとりまくというユニークな会場設営のもと、「オホーツクのテロワール」を切り口に活発なパネルディスカッションを行った。

20011年6月、「魅力的な食」「もてなしの農山漁村」=オホーツクの食と交流の「広場」と銘打った「オホーツク・マルシェ」を清里町で開催。以降、網走市、北見市、紋別市、興部町等に開催の場を広げている。また、マルシェと同時に各地でシンポジウムやワークショップも開催してきた。

マルシェとワークショップでは、北海道大学や東京農業大学オホーツクキャンパス、北見工業大学との連携により多くの学生が参加するほか、共同的な研究や実践に向けての取り組みを行ってきた。
また、興部町星火塾では、次代を担う小学生を対象とした体験的食育活動「おこっぺキッズ」を毎月1回開催してきた。

2011年2月、第2回「オホーツク地方自然公園構想国際シンポジウム」を紋別市で開催。活動の目標を明確にするためオホーツク・テロワールの「紋別宣言」を発表する。
[資料ダウンロード]オホーツク地方自然構想シンポ2010.pdf

2011年8月、一般社団法人オホーツク・テロワールを法人登記。

2011年12月、有限責任事業組合「オホーツク・テロワールの店」を立ち上げ、コープさっぽろ びほろ店にアンテナショップを開設。

2012年2月、北海道経済産業局「平成23年度 農商工等連携対策支援事業(連携体構築支援事業(支援機関型))」の認定を受ける。

2012年2月、「真の地域の豊かさと食の魅力の発信に向けて」をテーマに、「オホーツク・テロワール シンポジウム in 紋別」を開催。農業、漁業、林業の各方面から参加者を得るとともに、北海道農政事務所、北海道経済産業局、北海道開発局網走開発建設部、北海道オホーツク総合振興局といった行政関係者も列席する中、熱い議論が交わされた、
[資料ダウンロード]シンポジウムin紋別2012.pdf
 
オホーツク自然公園構想国際シンポジウム


各地で「オホーツク・マルシェ」を展開


アンテナショップ「オホーツク・テロワールの店」

オホーツク・テロワール
紋別宣言
 私たちは、2010年、2011年と二度にわたるシンポジウムを、パリ=ソルボンヌ大学前学長J=R ピット氏をはじめ多くの有識者の参加を得て、ここオホーツク紋別の地で開催し、本地域の発展方向について、真剣な議論を行った結果、次の結論を得た。
 以下のとおりシンポジウムをまとめ、今後、広く議論が起こることを期待するとともに、その実現に向けて継続的な取り組みを行う。

・産業の低迷と人口減少の悪循環に直面しているオホーツク地域においては、豊かな自然や、素晴らしい景観、長年にわたる先人の営み等を包含するテロワールを生かした質の高い第一次産品の生産・供給を軸に、この悪循環を断ち切り新たな地域創生の途を拓いていくことが不可欠である。

・私たちは、オホーツクのこのテロワールを武器に、市場での競争に耐えられる商品の開発・生産・流通に、またはこれを支えるための不断の努力を惜しまない。
 
・また、私たち一人ひとりが自然や先人の労苦に感謝しながら、質の高い丁寧な生産や生活を心がけることによって、オホーツクのテロワールをより洗練されたものにすることが求められる。

・私たちは趣旨に賛同する仲間とともに、このような仕組みに必要な基盤や社会システムのあり方について、具体的でかつ実現可能な案を今後3年以内に提案・公表し、さらに広く地域住民や関係者とともに新たな地域振興の実現に努力する。
  2011年2月12日
オホーツク・テロワールシンポジウム2011 in 紋別
オホーツク・テロワール
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